2013年 ノルデアマスターズ

更なる栄光を追い求めるマナッセロとガウント

2013/05/30 13:41
ビッグタイトルを手にした喜びに浸る間もなく、スウェーデンの一戦に身を投じるM.マナッセロ (Getty Images)

マッテオ・マナッセロは今週行われる「ノルデアマスターズ」で、先週の優勝に続く連勝を果たせると確信を持っている。

20歳でイタリア出身のマナッセロは、緊張感を保ち続けた欧州ツアー 「BMW PGA選手権」(ウェントワースクラブ)でのプレーオフを終え、その自身4度目の栄光に浸る間もなく次の大会の行われるストックホルム近郊のブロホルスロットへと向かった。

「先週日曜日の午後に起こった事は本当に夢のようでした。今振り返っても、笑みを浮かべるような出来事でした。しかし、私はこうして次の舞台に立っています。タイトルを獲得できた事は自分のキャリアの中でも引き立つような出来事です。しかし、まだシーズンの序盤なのでしっかりと次を見据えなければなりません」とマナッセロは述べた。

「周りから賞賛を受けるのは名誉な事です。ツアー関係者やキャディから賞賛を受けるのは特別な事です」。

「これまでは自分のプレーができず、何週も苦労が続く事もありました。だから、調子の良い今が自分のプレーで勝負できるチャンスだと思います」。

このスウェーデンの大会はマナッセロにとって初出場となるが、この大会を経て多く優勝を果たしたリー・ウェストウッドアレックス・ノレンを生んだこの地への賞賛も忘れなかった。

「自然に囲まれ美しくもあり、特異な場所だと思います」とマナッセロ。そして、「ストックホルムの街は本当に素晴らしい街だと聞き、本当に楽しみしています。素晴らしい大会の1つです。私も9ホールのみプレーした事がありますが、正直なところ、風のある日のコースは今までにプレーした中で最も困難なコースになると思います。本当に良いスコアが出るか、大幅なスコアダウンもある非常に難しいコースです」。

先週の日曜日に同じく賞賛を受けたもう1人の選手は、オーストラリア出身でチャレンジ・ツアーの「テレネットトロフィ」での優勝を果たしたダニエル・ガウントだった。

34歳のガウントもプレーオフを制しての優勝となったが、彼も今週行われる大会までの時間が少ない事を認めた。

「日曜日の大会後は、自宅に帰ると優勝の余韻に浸る間もなく就寝し、すぐにこちらに向かいました。しかし、皆さんからの賞賛は素晴らしいものでした。」

「今は、既に今週に気持ちを切り替えていますし、自分のプレーで優勝したいと思います

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