昨季の続きを再開させたいシュワルツェル
チャール・シュワルツェルは2012年の終わりに得た勝利の感覚を、今週開催される2013年のヨハネスブルグオープンにそのまま持ち越したいと願っている。
南アフリカ出身の彼は、6週間の冬休みに入る前、昨年12月のアルフレッドダンヒル選手権で12打という大差をつけて優勝した。そして、その後の6週間の休みも、このロイヤルヨハネスブルグ&ケンジントンで明けることとなる。
マスターズの優勝経験があり、更にレパードクリーク(アルフレッドダンヒルチャンピオンシップの開催地)で優勝する前のタイゴルフチャンピオンシップで11打差の優勝を飾っている2010年及び2011年のヨハネスブルグオープン王者である彼が、今年、同大会3回目の優勝となる“ハットトリック”を達成しないと予想しているのは少数派のようだ。
「6週間というのは、これまでで一番長い休みになりました。練習は何度かしていましたのでゴルフが恋しいというような事はなかったですが、この競争心が欲しかったんですよね」と語ったシュワルツェル。
「他の選手の試合を見て、争いの場が恋しくなりました。ですから、また大会の場へ戻って、戦えることを楽しみにしています」。
「休暇を経て、体がリフレッシュしているのを感じました。昨年末は非常に疲れていましたから。もし一貫してゴルフを続けて行きたければ、結果がどうであろうと、それに見合った始め方というものがあると思います。きちんと土台を固め、そこから積み上げて行きたいと思っています」。
「この土地では、ジュニア選手の時代から沢山の素晴らしい思い出があります。ヨハネスブルグオープンに参加しプレーする事は私にとって今年のハイライトになります」。
「私たちはここのコースでプレーしながらが成長しました。ゴルフに対する私の見方や試合の運び方にぴったり合うんです。この場所で何度か練習ラウンドをし、今週の大会に向けて良い準備をすることができました」。
試合勘という面では不利な部分があるのでは、という問いに対し、28歳の彼は、「さぁ、始める時がきました。(昨年からの)続きをやればいいんです」という答えを返してくれた。