高額賞金大会はコロナの影響で減額に 北アイルランドを舞台に川村昌弘が参戦
2020年 ドバイデューティーフリー アイルランドオープン
期間:09/24〜09/27 場所:ガルゴルム キャッスルGC(北アイルランド)
「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」で知っておくべき5つのこと
2020/09/24 09:06
ガルゴルムキャッスルGCで開催される「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」について知っておくべき5つの事柄は次の通り。
ガルゴルムキャッスルによるヨーロピアンツアーデビュー
「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」が北アイルランドで開催されるのは、2012年以降4度目のことであり、今週はガルゴルムキャッスルGCがヨーロピアンツアーでのデビューを果たすことになる。
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木立の並ぶコースは、サイモン・ギドマンの設計で1997年に開場し、2013年以降、定期的にチャレンジツアーの大会が開催されてきた。
当初、2020年「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」は、5月28日から31日にかけて、キルケニー県のマウントジュリエットエステートで開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、3月30日に延期が発表された。
チャレンジツアーとの繋がり
近年、ガルゴルムキャッスルは心躍る大会の開催コースとして名を馳せており、2週間前にはヨーロピアンチャレンジツアーの「北アイルランドオープン」が開催され、公式世界ゴルフランキングに加算される大会に初出場したタイラー・コイビストが優勝を飾った。
「北アイルランドオープン」がガルゴルムで開催されたのは、2013年以降これが6度目のことであり、唯一の例外となった2019年には「ISPSハンダ男女世界招待」の開催コースとして歴史にその名を刻んだ。
メジャー王者による大会制覇の歴史
シェーン・ローリーは2009年の「アイルランドオープン」でヨーロピアンツアー史上3人目となるアマチュア優勝を遂げたのだが、「アイルランドオープン」のトロフィーを掲げたメジャー王者は彼一人にとどまらない。
1975年の第1回大会以降、これまでベン・クレンショー、ヒューバート・グリーン、セベ・バレステロス、イアン・ウーズナム、ホセ・マリア・オラサバル、サー・ニック・ファルド、セルヒオ・ガルシア、マイケル・キャンベル、パドレイグ・ハリントン、そしてロリー・マキロイといったメジャー王者たちが「アイルランドオープン」を制覇している。
ヘッドラインを飾るローリー
2019年の「全英オープン」王者が、昨年ポートラッシュで感動的な優勝を飾って以来となるアイルランド再訪を果たす。また、これは彼にとって、6月のシーズン再開以降、ヨーロピアンツアー初出場となる。
ローリーは「オメガドバイデザートクラシック」の11位タイでシーズンのスタートを切ると、「サウジインターナショナル」で13位に入り、ウィングドフットGCで開催された「全米オープン」での43位フィニッシュ経て、アイルランドへとやって来る。
注目選手
ローリーに加え、今大会では直近2週間で優勝を飾った2人の南アフリカ人選手も注目を集めることになる。
目下絶好調のジョージ・クッツェーは、サンシャインツアーの「タイトリスト選手権」とヨーロピアンツアーの「ポルトガルマスターズ」を連勝すると、先週の「ポルトガルオープン」では9位タイに入っており、これは2020年ワールドワイドで9度目のトップ10入りとなった。
同じく南アフリカ出身のガリック・ヒーゴは、「ポルトガルオープン」でクッツェーを下してヨーロピアンツアー初勝利を飾っており、2週間前に7位に入った「北アイルランドオープン」の開催コースであるガルゴルムキャッスル再訪を果たすことになる。