2020年 マスターカード日本選手権

米シニアツアー 6月の日本開催中止を発表

2020/03/17 15:50
昨年大会はスコット・マッキャロンが優勝。往年の名選手たちを日本で見られる貴重な大会も中止に

米チャンピオンズ(シニア)ツアーは16日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今年6月に千葉・成田GCで開催を予定していた「マスターカード日本選手権」を中止すると発表した。

同ツアーは声明で、「現在、米国務省の勧告で米国民は海外渡航の再考を推奨されており、大会ホストおよびタイトルスポンサーのマスターカードと協議して、異議を唱えない決定を下した」とし、日本に出入りする選手、スタッフらに関連する渡航や物流の問題なども理由に挙げている。

2017年に「JAL選手権」として日本で初めて開催され、「マスターカード日本選手権」は昨年に続く開催となる予定だった。「2021年にスケジュールに戻ることを楽しみにしている」としている。大会事務局によると、同ツアーとマスターカード社は2019年から3年契約で、競技は1年繰り越し対応とし、当初予定のなかった2022年も開催されるという。

同ツアーはすでに3月27日開幕予定だった「ラピスキャンシステムズクラシック」(ミシシッピ州フォールンオーク)の中止を発表。現時点では4月17日開幕の「三菱電機クラシック」(ジョージア州TPCシュガーローフ)以降、日本開催を除いたスケジュールでの再開を目指している。

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