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アジアンツアー会長寄稿/2015年2月号

アジアンツアー・チラハン会長「素晴らしい才能の数々」

先頃、「アジアンツアーQスクール(最終予選会)presented by スポーツオーソリティofタイランド」が無事終了した。2015年シーズンも多くの才能ある選手たちをツアーに迎えることができるのは、とても喜ばしいことだ。

毎年、我々は若芽のような選手たちがツアーに新加入するのを見届ける機会と特権に恵まれている。困難に打ち勝って栄光をつかみ取ろうとする彼らの勝利への渇望は、実に素晴らしい。

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昨年はオーストラリアのキャメロン・スミス、そして米国のポール・ピーターソンというルーキーたちの躍進を目撃した。それぞれ賞金ランキング5位と22位に入った。2人の才能ある選手たちは、シーズンを通して多くの特筆すべきパフォーマンスを発揮したので、今年はより一層の活躍が期待されている。

新シーズンを展望するにあたって、多くの才能溢れる選手たちがアジアンツアーにやってくるのは実に好ましいことだ。

タイのピタポン・ナエウスクは、今年初めにADTツアー(アジアンツアーの下部ツアー)の「ブーンチュ・ルアンキット選手権」で勝った勢いを持続した。その優勝の波に乗り、彼はQスクールで4位に入って、アジアンツアーの出場権を獲得した。

筋骨隆々で流れるようなスイングを持つピタポンは、間違いなく注目すべき選手の1人だ。

さらに、インドのS.チッカ。彼はアニルバン・ラヒリと同じバンガロールの出身だ。2人はお互いよく知った仲で、2013年のQスクールをチッカに受けるように勧めたのもアニルバンだ。だが、その時は惜しくも通過に1打届かなかった。

時は流れて2015年。チッカはタイ・ホアヒンでのタフな試練を、安定したプレーで乗り切って5位となり、アジアンツアーの出場権を手に入れた。昨年は母国でのADTツアー制覇も果たしている。今年、ラヒリと同じ舞台に立って戦うことに誇りを持ち、またそれを待ち望んでいることは間違いない。

才能溢れるダンタイ・ブーンマ(タイ)、アンガド・キーマ(インド)、クリストファー・キヤノン(イングランド)も、Qスクールを突破した精鋭たちだ。

ADTツアーの常連、リンゼイ・レノルヅ(カナダ)、ジェイムス・ボーウェン、ジョアンサン・ムーアがレギュラーツアーへの昇格を果たしたことは、驚くことではない。ADTツアーでの経験は、アジアンツアーで成功を勝ち取るための、充分な準備期間となったはずだ。

彼らの名前を、PGAツアーで2勝を誇るダニエル・チョプラ(スウェーデン)、キース・ホーン(南アフリカ)、ヒマット・ライ(インド)といった顔なじみの選手たちとともに覚えておいて貰いたい。これから先の11カ月、さまざまな選手たちが、名誉を懸けた熱き戦いを繰り広げることだろう。

さらに興味深いことは、今年ツアーカードを獲得した選手たちの国籍が多岐にわたっていることだ。世界15カ国からの47人が新たにツアーカードを獲得したが、これはアジアンツアーのすべての試合がいかに国際的であるかということを証明している。

Qスクールを突破できなかった選手たちにも、ADTツアーをプレーするという選択肢がある。パビット・タンカモルプラサートやチャン・シーチャンといった選手たちは、その機会を見事に生かした。彼らがアジアンツアーでも輝きを放つことを期待している。

群雄が割拠し、それぞれが勝利を熱望する2015年シーズンは、昨年に続いて見どころ満載となることだろう。

ASIAN TOUR
情報提供:ASIAN TOUR

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