2013年 オメガ・ヨーロピアン・マスターズ

アフィバーンラトが68で巻き返す

2013/09/07 10:01

ランス・モンタナ、スイス、9月6日

アジアンツアーの賞金王争いをリードするキラデク・アフィバーンラトが、オメガ・ヨーロピアン・マスターズの金曜日、第2ラウンドを3アンダー、68で終えて首位を追撃する位置に這い上がってきた。

ヨーロッパで開催される唯一のアジアンツアーとヨーロピアンツアーの共催試合で、第1ラウンドを71で終えたアジアンツアー2度の優勝経験者は、63位と低迷した。しかし、このタイ出身キラデクは、クランス・モンタナで行われている賞金総額210万ユーロ、約280万ドルのビッグイベントで、2日目に5バーディ2ボギーをマークして通算3アンダー、139として、リーダーズボードを駆け上がった。

「今日は良いプレーが出来た。明らかに第1ラウンドよりいいね。いくつか良いパットも決めたし、難しい数ホールでも、うまく2打目をマネジメントすることができた」。

クランスシュルシエレGCのピンポジションとグリーンは、この24歳にとってはタフな挑戦だが、キラデクは週末に向けてショートゲームで乗り越えたいと願っている。

「ピンポジションは本当にタフだし、グリーンはトリッキー。いくつかのホールでは、カップは傾斜のまぎわに切られている。だから、ロングパットは特に難しい。正しい位置にボールを乗せて、沢山のバーディチャンスを作れればと思うよ」とキラデクは語った。

早い時間にスタートした同郷のパリヤ・ジュンハサヴァスディクルも、6月のマレーシアでの完全優勝に続いて、好調なプレーができると自信を持っている。

初日の67には及ばなかったが、パリヤの第2ラウンドの72は、自身3度目のオメガ・ヨーロピアン・マスターズ出場で初の予選通過を果たすには十分だった。

「ここで予選通過をしたのは初めてだし、このスコアには満足しているよ。前半に2つのボギーを叩いたあと、上がり9ホールでいくつかのバーディを奪って巻き返すことができた」と、アジアンツアー2勝を誇る男は言う。

「スイングとパットの調子はいい。あとはテンポとメンタルだけの問題だ」とパリヤは語った。

2013年 オメガ・ヨーロピアン・マスターズ