石川遼「タイ・ゴルフ観光親善大使」再任
12月10日タイ・バンコクのホテルにて、タイ国政府観光庁は、石川遼の「タイ・ゴルフ観光親善大使」の就任式を行った。2009年に観光親善大使に就任してから3年となる今年、さらに3年間の延長を報告する就任式となった。
タイ国政府観光庁のスラポン・サヴェタセーニー総裁から、石川に対して感謝の意をのべられた。また、石川が就任してから、タイへの日本人観光客が10%増と効果はあったという。
再任に際し石川は「これまで3年間日本とタイのかけ橋となれるように、特にタイの観光においての役割を微力ながら担わせてもらいました。これから3年間さらにタイの魅力を日本の皆様に伝えていきたい。タイではゴルフ人口が数十万人あり、今急成長中だと聞いていますが、これもトンチャイやマークセンをはじめとする先輩スター選手の活躍によって、若い世代によりゴルフの魅力が伝えられていった結果ではないかと思います。ますますタイのゴルフ界が成長していくことも楽しみです。
日本はこれから冬が本格化して、ゴルフがしにくい季節になります。タイに多くの日本人が訪れることだと思います。また、日本にも冬ならではのイベントがあり、多くのタイ人にも日本の魅力に触れていただきたいと思います。日本からタイへ、タイから日本へ多くの人が訪れるとうれしいです。
今回のタイ滞在はわずか1週間、しかも試合中心の日程でした。また、アマタスプリングカントリークラブのあるチョンブリやブラックマウンテンのホアヒンしかいったことがありません。タイにはまだたくさん訪れたい観光地があるので、次回はタイ南部のプーケットなどにもぜひもう少しゆっくり観光したいし、そうすればタイの魅力をもっとみなさんにお伝えできると思います」と挨拶を行った。
会見時タイの印象を聞かれた石川は「まずは“微笑み”、次に“温かさ”これは気候が温暖ということもありますが、むしろタイ人の温かさという意味です。そして最後は“辛い!”です。辛い料理は好きなので、滞在中一週間とても楽しめました。
さらに、タイのゴルフの魅力とタイ料理に関連して質問を受けると「ゴルフに関しては、たとえば日本でゴルフをするとプレーヤー4人でもキャディーは一人です。しかしタイでは一人のプレーヤーに専属のキャディーが一人つきます。しかも芝生のラインを読むのがとてもうまいので、信頼して打つとうまくいきます。そういう意味では、タイでのゴルフはとても贅沢な気分を満喫できます。また、飛行機で5、6時間の移動で、世界でもトップクラスのコースでプレーできるのもタイの魅力です。タイのゴルフ場の質は高く、上級者でもプレーを楽しめるコースがたくさんあります。
タイ料理に関しては、トムヤムクンはよく知られて料理です。それも美味しいですが、今日食べたトムカーガイというココナッツミルクのスープの方がマイルドで日本の皆さんの舌にも合うのではないでしょうか。いきなりトムヤムクンというよりはトムカーガイもいいでしょうね」と丁寧にゴルフ場の魅力やタイ料理のお勧めまで語った。