2011年 タイランドゴルフ選手権

久保谷5位、丸山大15位で決勝ラウンドへ

2011/12/16 19:58
ホールアウト直後の久保谷健一。67をマークしてご機嫌かと思いきや・・・

タイ・バンコク郊外のアマタスプリングCCで行われている今季のアジアンツアー最終戦「タイランドゴルフ選手権」2日目。イーブンパーの41位タイからスタートした久保谷健一が「67」をマークして通算5アンダーの5位タイに浮上。丸山大輔は「68」で通算3アンダーとし、58位から15位タイに順位を上げた。

インからスタートした久保谷は11番から2連続バーディを奪取。前半に3つスコアを伸ばして折り返すと、後半は3バーディ、1ボギー。好スコアをマークして上位で決勝ラウンドへ進んだ。

それでもラウンド直後はいつものようにボヤキ節が炸裂。アプローチ、パターで凌いだが「“左病”が治らない。ショットが全部、左、左…。それをどうやって右にやるか、リハビリみたいなゴルフをしている。良い球を打ったな、というのが一発も無かった。未来が無い、未来が」。今大会は来季のアジアンツアーのシード権確保のかかる一戦。リー・ウェストウッド(イングランド)が通算20アンダーでトップを独走しているが「次元が違いすぎて参考にならない」と目の前のショットのことで頭がいっぱい。すぐに打撃練習場へ急ぎ、ボールを打ち込んだ。

丸山大輔もアジアンツアーでの経験が豊富。難コースを無難に攻略した

一方の丸山も出だしの10番から3連続バーディと最高の滑り出し。さらに16、17番でも連続バーディを奪って「31」でハーフターンした。後半5番(パー3)ではティショットをピンそば1メートルにつけるスーパーショットを披露。続く6番でダブルボギーをたたいたのを反省点に挙げたが、「今日はナイスプレー。風が強くて気が抜けなかった。ところどころで良いショットが出ていた」と納得の表情を浮かべていた。(タイ・バンコク/桂川洋一)

2011年 タイランドゴルフ選手権