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小田孔明がプレーオフを制して大会3勝目 石川遼は1打差3位

◇ツアー外競技◇JOYXオープン2019(23日)◇JOYXゴルフ倶楽部・上月コース(兵庫県)◇7039yd(パー72)

今年で11回目を迎えた大会は、6アンダーの小田孔明新木豊のプレーオフへ。同1ホール目にバーディを奪った小田が、2010年大会以来9年ぶりとなる大会3勝目をマークした。

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ツアーでの優勝は2014年から遠ざかっている。久しぶりの優勝を目前にしたプレーオフ。「ティショットはぜんぜんしびれていなかったけど、セカンドで急に“ほわっ”てなった」という小田がつけたのは、ピンの右17m。グリーン左に外した新木だが、先にアプローチをOKに寄せてパーとした。

「やばいと思った」と小田はいう。新木も「3パットもあると思った」と簡単なパットでないことは見抜いていた。だが、寄せにいったという小田のバーディパットは、ラインに乗ってスルスルとカップに向かう。「下りスライス。20回打って、やっと入るか入らないかというライン。でも、残り1mで入ったと思った」と、そのままカップに消えていった。

小田にとってツアー外競技では、16年の大分東急オープン以来23勝目となり、「あと2勝で地方オープン永久シードです」と笑ったが、この勝利は5年ぶりとなるツアー優勝に向けても大きなきっかけになることだろう。

なお、大会初出場となった石川遼は、2番で2度のOBを含むトリプルボギーの「7」を叩きながら、5アンダーまで巻き返して3位。大会は、石川効果もあり、例年の倍近い500人超のギャラリーが来場した。

今大会は、プロゴルファーのマネジメントを手がける(株)JOYXが主催し、賞金総額400万円(優勝賞金100万円)が懸かった1日18ホールのトーナメント。前立腺がんの早期発見、適切治療の大切さを伝えるブルークローバー・キャンペーンも行われている。

<上位成績>
優勝/-6/小田孔明
2/-6/新木豊
3T/-5/中井賢人、石川遼
5T/-4/R.テイト、秋吉翔太和田章太郎

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