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24時間バーディ記録樹立へコース設定を決定 現地メディアも関心

ギネス世界記録「24時間の最多バーディ数」への挑戦は11日正午(日本時間の同日午後6時)、フィンランドのロヴァニエミ市にあるサンタクロースゴルフでスタートする。挑戦者の塚田好宣中山三奈は挑戦前日の10日、当日に使用するティとピンポジションを決めるためテストラウンド。男子は6012yd、女子は5605ydで実施することに決定した。

今回の挑戦でギネス世界記録として公認されるためのルールでは、使用コースの総距離は男子6000yd以上、女子5600yd以上が条件として定められている。会場のサンタクロースゴルフは、ドッグレッグや打ち上げ、打ち下ろしが多くトリッキーなコースレイアウト。10日午前中にテストラウンドをスタートした塚田と中山は、ルールに定められた総距離の中で、バーディホールとそうでないホールのメリハリをつけ、両プロが1ラウンドあたりのバーディ数を最多にできるような選定に頭をひねり、男子は「6012yd」、女子は「5605yd」に決定。午後からは同設定での練習ラウンドに充てた。

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24時間内でのバーディ数を競う記録には、プレーペースも重要になる。この日のラストラウンドでは、塚田が18ホールを1時間1分で回って9バーディ、中山が1時間4分で5バーディを記録した。男子は160個以上、女子は144個以上のバーディを24時間以内にマークするとギネス記録更新となる。24時間で想定されるのは約20ラウンド。記録には1ラウンド平均で男子は8バーディ、女子は7.2バーディが必要となる計算だ。

9日夕方に現地入りし、ハードスケジュールで11日正午スタートの本番を迎える両プロ。この日のテストの合間には、駆け付けたフィンランドメディアの取材にも対応して、記録達成への意欲を改めて語る一幕もあった。直前のラウンドでは上々のスコアも記録し、過酷な24時間チャレンジの準備を着実に整えつつある。(フィンランド・ロヴァニエミ/今岡涼太)

<主なルール>
・通常のゴルフルールに従い、18ホールを完全ホールアウトでプレーする
・2人の独立したスコアラーによって、プレーは24時間記録される
・ゴルフカート、距離計測器の利用はOK
・イーグルなど、バーディより良いスコアも1バーディとしてカウントする
・挑戦中、選手は休憩を取ることは自由だが、時計は24時間止まらない

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