石川遼発案の地方巡業 西日本豪雨を考慮し広島、岡山大会を延期
2018/07/10 18:24
大相撲の地方巡業をモデルに男子プロゴルフ選手会長の石川遼が発案した「フューチャーGOLFツアー」は、広島での第1回大会(10日・プロアマ戦、11日・本戦、鷹の巣GC)、岡山での第2回大会(12日・プロアマ戦、13日・本戦、倉敷CC)の開催を断念した。西日本豪雨の甚大な被害状況を考慮した。主催者が10日、発表した。
石川ら出場予定の全20選手と主催者側が同日朝、試合会場で協議し広島大会の延期を決定した。岡山大会も特に被害の大きい倉敷市での開催のため、「今回被害に遭われた方々のお気持ちを最優先するとともに参加者の安全を考えた」(主催者)として中止を決めた。
今後、改めて開催を検討するが、時期や内容は未定という。
今回の豪雨により、広島県内では死者48人、行方不明者22人(10日午前9時)、岡山県内では死者50人、行方不明者5人(同日午後2時)が出ている。