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日本の若手3選手 インドで17年ラストゲームを終えて

◇インドツアー◇マクラウド・ラッセル ツアー選手権 最終日(24日)◇ロイヤルカルカッタGC(インド)◇7237yd(パー72)

インド東部にあるコルカタを舞台に行われたインドツアー最終戦。日本から出場した3選手は、川村昌弘が通算1アンダー20位、小斉平優和が1オーバー26位、和田章太郎が2オーバー30位で終えた。優勝は通算17アンダーのシュバンカー・シャルマ。今季インドツアー3戦目で2勝目を挙げた。

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4週前のモーリシャスから南アフリカ、インドネシア、インドと海外転戦を続けてきた24歳の川村は「この4週間は体力的にも精神的にもつらかったけど、よくやったと思う」と、年内最終戦を終えて安堵の笑み。「今年は1試合も良い内容がなくて、フラストレーションがずっとたまる1年だった」と嘆息したが、最終日は15番から3連続バーディ。「最終18番も、残り180ydを6Iで軽いドローを掛けて、狭い右サイドの1ピンくらいにつくイメージ通りのショットが打てた」と喜んだ。「でも、パットは外したけど(苦笑)」。

一方、初めてのインド訪問となった21歳の和田と19歳の小斉平。ともに最初は緊張を見せていたものの、週末には環境にも慣れた様子でのびのびとプレーをした。

大きなドローボールが持ち球の和田は「苦手なアイアンショットが改めて課題として浮き彫りになった」と話し、硬いグリーンと、フライヤーして日本よりも1番手ほど飛ぶというラフに苦戦。「短い番手で打つ勇気がなかったり、フェアウェイからでもピンを刺すようなショットが打てなかった」と反省した。

小斉平も「きょうはピンポジションが難しくて、コースマネジメントも悪かった。外したらダメな方に外してしまった」と悔しがったが、口をそろえて賞賛したのはインド人選手たちの小技のうまさだ。

「アプローチのうまい選手と一緒に回れて収穫があった」と和田が言えば、「きょう一緒に回った選手は、グリーン周りから全部(アプローチで)入れに来ていて、すごいと思った」と小斉平。

ともに来季は日本でのレギュラーツアー出場資格を持たないが、和田はPGAツアーチャイナの出場資格を持っており、国内下部チャレンジツアーと並行して参戦予定。小斉平は年明けすぐにアジアンツアーとPGAツアーチャイナ、中国ツアーのQスクールを受けるという。(インド・コルカタ/今岡涼太)

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