世界ジュニアが15日に開幕 「日本女子アマ」覇者も参戦

2014/07/14 19:00
15-17歳女子に出場する蛭田みな美(右)と永井花奈。蛭田は日本女子アマNo.1の実力を世界で示せるか (写真提供:IJGA)

米国カリフォルニア州で現地15日(火)に開幕する「キャロウェイ世界ジュニアゴルフ選手権」。2日前には同州サンディエゴにあるトーレパインズGCで開会式が行われ、PGA日本代表選抜大会を勝ち抜いた男女各6部門の代表と、シード選手を加えた計38人の日本代表選手団が参列した。

15-17歳女子の部では、今年の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」覇者の蛭田みな美(福島・学法石川高2年)と、女子プロツアーで活躍している永井花奈(東京・日出学園高2年)が世界一に挑む。ともに、誕生日の関係で今年が最後のチャンス。現地入り後は会場のトーレパインズGC北コース(6,292ヤード、パー72)で練習ラウンドを行った。

蛭田は昨年、1打差でシード権を逃し、PGM日本代表選抜大会を勝ち抜いて再びこの舞台に戻ってきた。「去年はパターで苦労した覚えがあります。今年は自分なりに攻略したいと思っています。自分の出したいラインにボールを出すこと」と話した。

女子アマ日本一の肩書きを持っての挑戦に「そうなんですけどお」と照れながら「女子アマの時からショットはずっと調子がいい。今年で最後なので、3位以内を目指したい」と目標を掲げた。

永井は昨年、3日目までイーブンパーと粘ったが、最終日に「75」と崩れて7位。シード権を獲得したものの、悔いを残した。「今年は4日間ともアンダーパーを目指したい。1日1アンダーを基準にするのが自分の目標です」と意気込みを見せた。今年は女子プロツアーの「Tポイントレディス」10位、「サイバーエージェントレディス」6位と、プロの舞台でも上位に来ている。「この試合は最後なので、去年よりはいい成績で終わりたい」と、世界ジュニア有終の美を飾りたいところだ。