超過激ゴルフ!?「U.X.オープン」

2003/09/23 09:00

優勝者には赤いベルベットのジャケットが授与される過激な冒険野郎たちによるゴルフ大会、第5回「U.X.オープン」がロッキー山脈の高さ2510フィートに作られたコースで開催された。ホールとホールの間はカートではなくスキー用のリフトで移動。名物ホールの4番では200ヤード打ち下ろし。この大会の最大の難関は打ったボールを見つけられない点。フェアウェイなどはほとんどなく、すべてが深いラフやら自然の山肌。やっとの思いでボールを見つけても打ち出すのはかなり厳しいというのが、この過激な大会の醍醐味らしい。唯一、通常のゴルフよりも楽なのは山の中にグリーンを作ることができないため、カップはなく、ピンが中央に立てられた円の中にボールが入ればホールアウトになるというルール。優勝したカリフォルニア州出身のプロゴルファー、エド・ガルバンさんはこのルールを最大限に活かしたようだ。

エド・ガルバン
「エクストリーム・ゴルフは最高だよ。ショットも大変だしボールを捜すのも苦労するけど、グリーンがないからパットをしなくて済む。ピンが立てられているサークル内に入ればOKだからね。通常のゴルフだとパットで苦戦して勝てないんだ」