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米国大統領とゴルフの密接な関係

2003/05/07 09:00

アメリカ合衆国大統領とゴルフの深い関係を暴露する本が出版された。歴代大統領たちのゴルフ好きは有名。例えば、アイゼンハワー大統領が植樹した記念樹がオーガスタ・ナショナルにあったり、ここ3代の大統領たちは休暇といえばゴルフをしている映像が映る。実際、遡ること過去17代の大統領のうち14人が大のゴルフ好きだという。今回出版された「ファースト・オフ・ザ・ティ」の著者、ドン・ヴァンナッタ氏は、ゴルフは性格を暴露するスポーツだからこそ、それぞれの大統領がどういうプレーをしていたか探れば、彼らの素顔が見えてくると思い、この本を書いたという。

ドン・ヴァンナッタ
「1950年代にゴルフをアメリカで広めた貢献者のひとりがアイゼンハワー大統領だと言われています。中にはゴルフ中毒だとも言われていました。この点をJ.F.ケネディ率いる民主党が、アイゼンハワー大統領のラウンド数を数えて仕事をそっちのけでゴルフばかりしていると、批判材料に使っていたそうです。実際8年間の任務中に800ラウンドしていたともいわれています。しかしアイゼンハワー大統領は数えられていることに動じず、反対にもっとプレーしたいくらいだと、反論していたらしいです。一方のJ.F.ケネディ大統領はかなりのゴルフの腕前を持っていましたが、アイゼンハワー大統領に取った態度もあって、自分のゴルフライフはほとんど公に見せませんでした。実際、調べた14名の大統領の中で一番上手いのがJ.F.ケネディです。面白いのが、そのケネディを尊敬しているというビル・クリントン大統領のゴルフでした。ゴルフには最初の1打だけ打ち直しても良いという<マリガン>という制度がありますが、クリントンには<ビルガン>というものがあるんです。本を書くにあたって、クリントン大統領とプレーをご一緒させていただいたのですが、彼にはゴルフのルールは通用しません。毎ショットと言えるほど何球も打ち直す<ビルガン>があるんです。実際は200以上もスイングしていたのに、スコアカードには82と書くのですから参りました。また現大統領の父、ブッシュ元大統領は最近、息子にゴルフで敵わなくなり、いまではレディースティからプレーしているのですが、ご本人はレディースティではなく、フロントティだと言い張っているそうです」

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