実録“HOT LIST 日本版 by GDO”デビュー前夜(番外編.特番収録潜入レポート)
3月14日に発表される「HOT LIST 日本版 by GDO」に先駆けて、2月19日(日)の16時~17時15分に「ゴルフ14本の美学 ついに上陸ホットリストの世界」と称して、テレビ東京系列6局で特別番組が放映される。
ゲストに藤田寛之プロ、横田真一プロをむかえ、俳優の永井大氏による司会進行で番組の一部である対談シーンの収録が都内某所にて行われた。
2011年の国内男子ツアー最終戦である「ゴルフ日本シリーズJTカップ」では大会2連覇となる逆転優勝を飾り、パットの名手として知られる藤田プロと、自らがプロデュースした練習場を広尾にオープンし、その中に工房を移設したものの、それ以前は自宅に工房があったほどクラブへのコダワリが強い横田真一プロとの座談会とあって、ゴルフギアが好きなゴルファーにはたまらない、マニアックな話から、プロの目線で他のプロのセッティングを解説する貴重な話まで、幅広い話題が繰り広げられた。
「ドライバーの音は高い方がいい?」、「白、ピンクやオレンジのドライバーなどが発売されているが、効果はあるのか?」、「パター選びのポイント」など、素朴な疑問が一気に解決される質問形式によるコーナーでは、アマチュアの想定とは異なる回答が飛び出し意外な展開に。次のラウンドの際に、ウンチクとして語りたい内容が満載だ。
収録後に「プロにとって14本のゴルフクラブとは」という質問を投げかけたところ「商売道具ですね。料理人に例えると包丁のようなもの」と答えた藤田プロは、あまり情報が多すぎて混乱したくないから、あえて道具のプロを信用し、クラブとは少し距離を置いているとのこと。一方横田プロは「一心同体です。技術と道具、どちらかが優れているだけでは最高のパフォーマンスは出せないから」と語り、「ツアーで選手のバッグがあると、パターのロフトが気になってチェックしてしまいます」と、ギアに対する探求心の深さを披露した。
MCの永井氏は「一番熱中しているゴルフのギアの話をプロから聞くことができて本当に楽しかった。カメラがまわっていないところの話も、おもしろかったですよ。“クルマ” の話題で一番盛り上がりましたね」と語り、やはりゴルファーはどこまでいっても「道具へのコダワリ」がつきないのだと実感した。