T.ルーが地元優勝!佐伯三貴は9位に終わる/台湾女子ツアー最終日

2012/01/08 18:44
テレサ・ルー 新年早々の地元優勝を決めてギャラリーの声援に応えるテレサ。今年は日本ツアーでも怖い存在になりそうだ

台湾の東方GCで開催された台湾女子ツアー「日立レディスクラシック」の最終日。1日を通して小雨が降り続ける天候に、フェアウェイはランがほとんど出ないコンディションとなった反面、グリーン上はボールが止まりやすい状態になり、スコアを伸ばす選手も続出した。

優勝を果たしたのは地元台湾出身で日本ツアーを主戦場とするテレサ・ルー。試合は2位以下に2打差の通算4アンダーでスタートしたテレサと、それを追いかけるユー・ペイリン(台湾)とアシュリー・バンチ(米国)の3つ巴の様相となったが、前半で2人が優勝争い脱落し、最終日をイーブンパーの「72」にまとめたテレサの逃げ切り優勝。

通算3アンダー2位タイには、ダナ・ボルドナー(米国)とエイミー・ハン(台湾)の2人。エイミーは最終日に4ストローク伸ばして7位タイから浮上してきた。そのエイミーを上回る7アンダー「65」をマークした韓国のL.M.リムが、大会連覇を狙ったファトラム・ポルナノン(タイ)と並び、通算2アンダーの4位タイとなった。

日本勢では、通算2オーバー9位タイでスタートした佐伯三貴が、スコアを2つ伸ばしてイーブンパーとしたが順位は変わらず9位でフィニッシュ。2年ぶりの大会制覇とはならなかった。次いで、通算4オーバー12位タイに成田美寿々がつけ、櫻井有希は16位タイに終わった。

さすがの地力を発揮して日本人最高位の9位フィニッシュ!上位陣はほとんどが日本やアメリカで活躍してる人たちが占めました。ホステスごくろうさまでございました!
不慣れな台湾&悪コンディションの中で、連日のアンダーをマークしたのは立派!これを契機に頑張ってくらはい!