酒井美紀が悲願の日本女子アマを制す!!
2010/06/26 14:46
2010年「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」の決勝戦が、北海道のツキサップゴルフクラブで開催された。3年ぶりの決勝進出を果たした19歳の酒井美紀と史上最年少で決勝戦に進出した柏原明日架(14歳5ヶ月)の戦いは、最終36ホールまでもつれる接戦。1アップの差で酒井が悲願の女子アマタイトルを手にすることになった。
今大会の前週には、プロのトーナメントに出場しベストアマを獲得した酒井。今週の試合に向けて気合いも十分に入っていた。アマチュアとしての活動もあと僅かになる予定で、今年が最後のチャンスだった。3年前の決勝戦では36ホールで決着がつかず38ホール目で涙を飲んだ。
その翌年は優勝した森桜子に2回戦で敗退。昨年は比嘉真美子に1回戦で敗退し、悔し涙を流した。毎年新たな顔ぶれが出揃う女子アマだけに誰が優勝するかは想像できない展開が続く。中でもベスト32で行われるマッチプレー進出者の平均年齢が16.4歳と若年層化が著しい。このメンバーではベテラン扱いされる存在となった酒井が、最終的には実力と経験の差で悲願の日本一となるタイトルを手にした。