2023年 アジアパシフィックアマチュア選手権

17歳・佐藤快斗が日本勢トップ9位発進/アジアアマ

2023/10/26 17:44
日本勢トップの9位で滑り出した佐藤快斗

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 初日(26日)◇ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)◇7055yd(パー71)

大会初出場の17歳・佐藤快斗(埼玉栄高3年)が1イーグル1バーディ、4ボギー「72」で回り、日本勢トップの1オーバー9位でスタートした。

女子プロゴルファー山下美夢有の弟で、22年「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ in ふくしま」で下部ツアー史上7人目のアマチュア優勝を挙げた山下勝将(やました・まさゆき/近大3年)は3バーディ、5ボギー「73」で、2オーバー19位で滑り出した。

日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームに所属する松井琳空海(まつい・りうら/香川西高2年)が3オーバー27位。同じくナショナルチームの大嶋港(岡山・関西高3年)は4オーバー34位。鈴木隆太(日体大3年)は5オーバー39位とした。

フィールド最上位の世界アマチュアランキング15位の杉浦悠太(日大4年)はバーディなしで8ボギー「79」をたたき、8オーバー71位。ことしの「日本アマ」覇者・中野麟太朗(早大2年)は、下家秀琉(しもけ・すぐる/大阪学院大4年)とともに10オーバー85位と出遅れた。

長野生まれ、ニュージーランド育ちのカズマ・コボリが首位発進

首位でスタートしたのは日本ツアー出場経験を持つカズマ・コボリ(ニュージーランド)。5バーディ、ノーボギー「66」の5アンダーをマークした。

大会は72ホールのストロークプレーで争われ、36ホール終了時点での上位60人が決勝ラウンドに進出する。優勝者には2024年のメジャー「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)と「全英オープン」(スコットランド・ロイヤルトゥルーン)の出場権が付与される。

<日本勢の成績>
9T/+1/佐藤快斗
19T/+2/山下勝将
27T/+3/松井琳空海
34T/+4/大嶋港
39T/+5/鈴木隆太
71T/+8/杉浦悠太
85T/+10/中野麟太朗下家秀琉

世界アマランク15位の杉浦悠太は出遅れ
松井琳空海は27位発進
ロイヤルメルボルンGCのクラブハウス

2023年 アジアパシフィックアマチュア選手権