日本ゴルフ協会が主催競技でドーピング検査実施を発表
2007/04/01 18:00
日本ゴルフ協会(JGA)は30日(金)、都内で会見を開き、今季JGAが主催する2競技「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」(6月19日~宮崎カントリークラブ)と「日本アマチュアゴルフ選手権競技」(7月3日~愛知カンツリー倶楽部)において、ドーピング検査を実施することを発表した。
これは、スポーツ界全体においてドーピング問題が大きく取り上げられている現状を考慮してのもの。同協会は、今年より「アンチ・ドーピング委員会」を設置。今回の実施は選手たちの取り締まりを目的とするよりも、ドーピングへの問題意識を選手たちに植え付ける意味合いが強いようだ。
昨年開催された「世界アマチュアゴルフチーム選手権」など、世界的にはすでにドーピング検査が実施されている。今回の検査実施が引き金となり、国内で今後ますます“アンチ・ドーピング”への動きが強まることが予想される。