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姉も気になる妹の“進路” 渋野暉璃子は大学卒業→プロテスト受験へ

◇シモーネ アジアパシフィックカップ 事前(17日)◇ポンドックインダGC(インドネシア)◇6806yd(パー72)

渋野暉璃子(明大)にとって、今季から米女子ツアーに挑戦している姉・日向子と顔を合わせる機会はなかなかない。大学でゴルフ部に所属して一人暮らしをしている妹に対し、姉はたまに日本へ帰ってくれば、ほとんどを岡山県の実家で過ごす。今年5月、プライベートでラウンドしたのは珍しいことだった。

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警察官や公務員を志した時期もあったというが、在学中は学生競技に専念し、卒業のタイミングでプロテスト受験を見据えている。「そういうの(相談)も全くしてこないから、こっちから『どうすんの?』って聞いたんです」と苦笑する姉を横目に、「多少は影響を受けていると思います。試合の結果とか、あんまり見てないんですけど(笑)」とマイペースを貫く。

妹の話題になると、どこかうれしそうな姉。「私は中学校のときにメチャクチャ飛んでいて、そこからちょっと落ちていったんですけど、この人(妹)は、ずーっと飛んどった。今まではとりあえず負けんようにと思っとったけど、最近はもう無理だなって思って、開き直ってる。“どんどん行け!”みたいな」と力強く背中を押す。

今回はリディア・コー(ニュージーランド)やキム・ヒョージュ(韓国)といったトップランカーも出場する舞台で初めてプロの試合の雰囲気を味わう。初々しい19歳が異国の地で貴重な経験を積む。(インドネシア・ジャカルタ/亀山泰宏)

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