大山志保が今年の米ツアーQスクール受験を断念

ヨネックスレディス最終日、通算5アンダーの9位タイで3日間の戦いを終えた大山志保が、今年の米ツアー予選会（Qスクール）を受験しない事を表明した。

「きっぱり決めたのは最近です。今年は信念が足りないのがプレーに出ているし、自信をつけてから挑戦したいと思います。アメリカを諦めたわけじゃないし、迷いのあるまま行っても通用しないし、優勝できるっていう確信を持ってから行きたいので、今は行くべきじゃないなと思いました。もし受かってもアメリカで色々悩んでいると思うので…」。

今年の後半戦は国内ツアーに専念することとなった大山。当面の目標をメジャー制覇、特に日本女子オープン、そして最終戦の宮崎での優勝に再設定した。

＜今大会での獲得賞金を全額、柏崎市に寄付＞
大山は今大会で獲得した139.9万円の賞金全額を新潟県中越沖地震義援金として新潟県柏崎市に寄付すると発表した。「去年勝った時に、新潟の皆さんに凄く応援してもらったので、今回も優勝して恩返しがしたかったのですが、残念ながら優勝出来なかったので、せめてもの気持ちで今回の賞金を全額寄付させて頂きます。一日でも早い復興を祈っています」とコメントを残した。