将来のスター候補ノードキストが2位

アリゾナ州立大学の学生、アンナ・ノードキスト（スウェーデン）が安定したゴルフで2位通過を果たした。

LPGAの来季の出場権をかけた戦い第1弾、セクショナル・クオリファイング・トーナメント（QT1次予選）。前日トップタイにつけたノードキストは最終日2アンダー「70」にスコアをまとめ通算12アンダー（70-67-67-70＝274）の単独2位で、デイトナビーチで12月に行われる最終予選への切符を手に入れた。

21歳の彼女は前半イーブンパーで9ホールを折り返すと、10番、14番でバーディを奪い、ノーボギーのステディなゴルフで首位のスンジュ・アン（韓）に2打差の2位でフィニッシュ。

「今週の自分のプレイにはとても満足しています。自分のゴルフをすることがテーマだったので、それが出来て良かったです。最終予選にはツアーカードを目指していい選手がたくさん出て来るんでしょうね」（ノードキスト）

スウェーデン出身のノードキストは2008年の全英女子アマチャンピオンで、アリゾナ州立大学のゴルフ部の一員。強豪チームのエースとして、全米でもトップアマの呼び声が高い。アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）が今季限りでの引退を表明している節目の年に、スウェーデン待望の将来のスター候補が最終予選に挑む。その戦いぶりに注目だ。