2008年 全米女子オープン

藍とさくらは12位タイ、桃子も上々のスタート!

2008/06/27 17:58
好調な宮里藍はバンカーショットも余裕の表情!?(David Cannon/ Getty Images)

海外女子メジャー第3戦「全米女子オープン」が、ミネソタ州にあるインターラチェンCCで開幕。初日首位にはパット・ハーストと、J.Y.オー(韓国)。日本勢も上位につけている。

今大会は、日本人プレーヤーが多数参戦する事もあり、日本でも非常に注目度の高い大会となっている。前週の「ウェグマンズLPGA」で6位タイに入り、心身ともに充実した状態で大会入りした宮里藍は、ボギースタートながらも、巻き返しを見せ2アンダー。国内ツアーで好調を維持している横峯さくらと共に、12位タイにつけている。

2人に続いたのは上田桃子。日本勢ではトップとなる6バーディを奪うも、3ボギー、1ダブルボギーと安定感を欠き、1アンダー。昨年覇者のクリスティ・カーらと並んで、21位タイとまずまずの順位で初日を終えている。吉田藍子は6オーバー、124位タイ、天沼知恵子は7オーバー、139位タイと、苦しいスタートとなっている。

一方、6アンダーで首位を分けあっているのは、経験豊富なハーストと、ツアー参戦2年目のオーという対照的な2人。ともに今季未勝利なだけに、ビッグタイトルで初勝利を手にしたいところだ。5アンダー、単独3位には、S.H.キム(韓国)、そして4アンダー、4位タイには、UCLAのアマチュア、ホセ・マリア・ウリベが名を連ね、大会を盛り上げている。

また、注目の「女王」ロレーナ・オチョア(メキシコ)は、イーブンパー、33位タイ。そして今季がラストシーズンとなるアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は2オーバー、66位タイで初日を終えている。2人のビッグネームがここからどんな巻き返しを見せるのか、注目したい。

2008年 全米女子オープン