ポーラ・クリーマーが逆転勝利 点滴出場の藍は60位
2014/03/02 17:09
◇米国女子◇HSBC女子チャンピオンズ 最終日◇セントーサGC(シンガポール)◇6,600ヤード(パー72)
首位と4打差の5位から出たポーラ・クリーマーが、スコアを3つ伸ばして通算10アンダーでホールアウト。最終組のアサハラ・ムニョス(スペイン)と並んでプレーオフに突入し、2ホール目に約23メートルのイーグルパットを決めて優勝を飾った。クリーマーは2010年「全米女子オープン」以来、4シーズンぶりの勝利でツアー通算勝利数を「10」とした。
初日から首位をキープしてきたカリー・ウェブ(オーストラリア)は、通算11アンダーでスタートし、7番で12アンダーまでスコアを伸ばしたが、後半3つのボギーをたたいて後続のクリーマーらに1打かわされ、通算9アンダーの3位に終わった。
通算7アンダーの4位はスーザン・ペターセン(ノルウェー)、モーガン・プレッセル、アンジェラ・スタンフォードと最終日に追い上げた韓国勢のリュー・ソヨンと朴仁妃。通算5アンダー9位にミッシェル・ウィとテレサ・ルー(台湾)が入った。
日本勢は1バーディ3ボギーでラウンドした宮里美香が通算3オーバーの29位タイ。上原彩子はスコアを1つ落として通算8オーバーの50位タイ。初日終了後にホテルで体調を崩して救急搬送されるアクシデントのあった宮里藍は、スコアを4つ落として通算17オーバーの60位で大会を終えた。