小林浩美、吉川なよ子が好位置をキープ!
1998/11/06 18:00
今週の女子ツアーは国際戦、LPGAジャパンクラシック。米LPGAのオフィシャルな試合で、去年までの名称は東レジャパンクィーンズだった。上位選手を欠いたメンバーで対戦した先週の国別対抗ニチレイでも日本が惨敗してしまったが、今週はさらに強豪選手がドドッとやってきた。
初日を走ったのはアメリカのティナ・バレット。アウトで31をマークした。2位には黄玉珍、そしてアメリカのジェニー・リドバック。日本選手では先週絶好調の小林浩美、不屈の大ベテラン吉川なよ子が68としている。
バレットはボギーなしの7バーディ。「非常に嬉しい。ミスショットは何回かあったがボギーをひとつも叩かないのは良い。そういう意味でいい1日でした」
今年はベスト10が6回。「もしここで勝てれば最高の1年になりますね」
黄玉珍はなんと333ヤードのパー4でイーグル。そして187ヤードのパー3でホールインワン。「すごいよ。信じられないよ!」と叫んだのも当然だろう。「2番のイーグルは残り126ヤードを8番。フォアキャサディがナイスイン!と言ってくれました」
4番ホールは4番アイアンで打った。「見えませんでした。でもここは中野(晶)さんが入った!と教えてくれました」
イーグルは今年7つ目。もちろんイーグル数では今シーズン首位だ。「でも2オンして1パットというイーグルがないんですよ」
小林浩美は1ボギー、5バーディ。「ショット、いいですよ。だいたい思った所に打ててる。グリーンは上につけると難しいから常に下につけるようにしてます」
7月頃からショットに安定感が出てきた。「あとはパット次第という感じです。優勝は意識しないようにしてるんですが、でも状態のいいときはいい成績を出したいですよね。頑張っていきますよ」