2009年 ウェグマンズLPGA

宮里美香が7位タイに浮上!宮里藍は16位タイ!首位は申智愛

2009/06/28 09:40
スコアを伸ばし優勝争いに絡むか宮里美香(Michael Cohen/Getty Images)写真は大会2日目

ニューヨーク州にあるローカストヒルCCで開催されている、米国女子ツアー第13戦「ウェグマンズLPGA」の3日目。申智愛(韓国)が通算16アンダーとして、優勝に王手をかけている。

単独首位で3日目を迎えた申智愛。この日の前半は、1バーディ1ボギーと我慢のゴルフとなったが、後半に入ると一変。2度の連続バーディを含む5バーディを奪って一気にスコアを伸ばし、通算16アンダー。2位に4ストロークの差をつけて最終日を迎えることになった。若いながらも経験は十分。このまま逃げ切る可能性は高い。

通算12アンダー、単独2位につけているのはモーガン・プレッセル。前半、伸び悩んだ申智愛に追いついたが、後半に入ってからスコアを伸ばした申智愛とは対照的にプレッセルは沈黙。4ストロークの差をつけられてしまった。この差が最後まで響きそうな気配が漂うが、果たしてひっくり返すことができるだろうか?続く通算11アンダー、単独3位にはステーシー・ルイスが続いている。

注目の日本勢、この日は前日の宮里藍に代わって宮里美香が大活躍。序盤、1バーディ1ボギーと静かな立ち上がり出会ったが、中盤に入るとペースを上げ、8番から連続バーディを決めて折り返し。後半に入ってからも11番でバーディを追加。さらに16番から再び連続バーディを奪って通算8アンダー、7位タイ。優勝を狙うには厳しいが、ここからどこまでスコアを伸ばすのか、楽しみな展開となっている。

宮里藍は、スタートホールでボギーを叩き、13ホール連続でパーを記録した後の15番から3連続バーディをマーク。順位を落としかねない状況であったが、見事な巻き返しで通算5アンダー。16位タイで3日目を終えている。この勢いで最終日もスコアを伸ばしたい。

2009年 ウェグマンズLPGA