2013年 全米女子オープン

朴仁妃、63年ぶりメジャー3連勝の快挙 藍は11位T

2013/07/01 07:03
メジャー3連勝の朴仁妃、その右手には3本の指が立てられた(Scott Halleran/Getty Images)

◇米国女子◇全米女子オープン 最終日◇セボナックGC(ニューヨーク州)◇6,821ヤード(パー72)

2位に4打差をつけて最終日を首位で迎えた朴仁妃(韓国)が、通算8アンダーで逃げ切り、今季メジャー3勝目を飾った。同時にメジャー3連勝は、米国女子ツアーでは63年ぶり。朴自身、2008年の「全米女子オープン」で、19歳で史上最年少優勝を果たしてから2度目の優勝となる。

「大変名誉です。こんなに素晴らしい試合を家族に見せられたことも幸せです」と喜び表現した。続くメジャー第4戦の「全英リコー女子オープン」でのメジャーグランドスラム達成にも大きく前進した。

通算4アンダーの単独2位にはキム・インキョン(韓国)、通算1アンダーの単独3位にはリュ・ソヨン(韓国)が続いた。さらに通算1オーバーの6位タイにはポーラ・クリーマーアンジェラ・スタンフォード、ジョディ・エワートシャドフ(イングランド)の3選手が並んだ。

日本勢では、宮里藍が通算4オーバーの11位タイ、宮里美香が通算10オーバーの31位タイ、上原彩子が通算11オーバーの36位タイでフィニッシュしている。

朝から風が強い中、宮里藍が最終日のスタートをきった
最終日はボギーが先行するが最後まで耐え抜いて11位タイとなった
巨大なグリーンはガードバンカーからピンまでの距離も長く寄せるのが難しい
ドライバーショットで確実にフェアウェイをとらえていた宮里藍
初の全米女子オープンを4日間戦い抜いた上原彩子
波のようにうねったフェアウェイからグリーンを狙う宮里美香

2013年 全米女子オープン