不調が続いた女王ヤニ・ツェンが5か月ぶりの首位発進（Harry How/Getty Images）

◇米国女子◇CN カナディアン女子オープン 初日◇バンクーバーGC（カナダ）◇6,681ヤード（パー72）

今季開幕から出場5試合で3勝と圧倒的な強さを見せていた台湾のヤニ・ツェン。その後、手首の故障などもあり予選落ちをすることもあったが、今週は初日に6アンダーをマークして単独首位に立った。

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先週、宮里美香がツアー初優勝を果たした「セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ」で11位タイに入り復調の兆しを見せたが、完全復活となるか。ヤニが初日から首位に立つのは、3勝目を挙げた「キアクラシック」以来、5ヶ月ぶりとなる。

首位と1打差5アンダー単独2位は韓国のチェ・ナヨン。4アンダー3位タイには朴仁妃（韓国）とニュージーランドのアマチュア、リディア・コーが並んでいる。今年1月にはオーストラリアで開催された「ビングリー・サムソンNSW女子オープン」で、14歳9カ月という男女を通じての最年少優勝を果たしたコーが、米ツアーでもその実力を発揮している。

今週も日本からは4名が出場。2週連続優勝の可能性をもって出場している宮里美は、1アンダー16位タイとまずまずのスタート。1オーバー53位タイに上田桃子が続き、2オーバー77位タイに金子絢香。そして宮里藍は4オーバー115位タイと出遅れてしまった。