2011年 サイベース・マッチプレー選手権

S.ペターセン、カーを下して2年ぶりの勝利!

2011/05/23 11:04
決勝戦でS.ペターセンがC.カーを撃破!2年ぶりのタイトルを手にした (Chris Trotman /Getty Images)

ニュージャージー州のハミルトンファームGCで行われている米国女子ツアー第7戦「サイベース・マッチプレー選手権」の最終日、ベスト4に勝ち残った4選手によって、準決勝、そして決勝戦&3位決定戦の4試合が行われた。

準決勝の第一試合は、昨日宮里藍を破ったクリスティ・カーと、同じ米国人のアンジェラ・スタンフォードの対決。11番を終えてオールスクエアとなると、続く12番、13番とスタンフォードが連続バーディで2アップと抜け出す。しかし、ここからカーが見せ場を作る。15番でバーディを奪い返して1ダウンに戻すと、17番のバーディでオールスクエア、最終18番パー5はパーをセーブしたカーに対し、スタンフォードが痛恨のボギーとし、鮮やかな逆転劇の末に1アップでカーが制した。

続く第二試合は、チェ・ナヨン(韓国)とスーザン・ペターセン(ノルウェー)が激突。前半から優位に試合を進めたペターセンが、3アップとなって迎えたドーミーホールの16番パー3でもバーディを奪い、4&2として昨年の賞金女王に引導を渡して、決勝戦へと駒を進めた。

ソルハイムカップで5度の欧州代表経験のあるペターセンと、米国代表として同じく5度の出場経験を持つカーの激突は、今年9月の本戦を彷彿させるものとなった。先手を取ったのはペターセン。2番、4番のバーディで2アップとするが、カーも5番、8番でバーディを奪い返し、オールスクエアとなる。9番、15番で再びアップを奪ったペターセンだが、土段場の17番でカーがバーディを奪い返し1ダウン。ペターセンの1アップで迎えた最終18番パー5、4.5mのバーディパットを沈めたペターセンが、最後は1アップで逃げ切って、09年の「CNカナディアン女子オープン」以来となる勝利を飾った。

また、ナヨンとスタンフォードの対戦となった3位決定戦は、4&3でナヨンに軍配が上がっている。

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