M.ヨースがツアー通算5勝目!野村は「いい経験」の37位タイ
2011/05/02 09:53
アラバマ州のRTJゴルフトレイルで行われている米国女子ツアー第6戦「アヴネットLPGAクラシック」の最終日。4位タイからスタートしたマリア・ヨース(スウェーデン)が通算10アンダーで、ツアー通算5勝目を飾った。
ヨースは序盤から連続バーディを奪う攻勢を見せ、圧巻の快進撃を展開。7バーディ、2ボギーと、最終日に5ストローク伸ばし、この日ベストスコアの「67」をマークして優勝を掴んでいる。
首位と2打差の通算8アンダーで単独2位に続くのは、キム・ソンヒー(韓国)。続く3位タイにはチェ・ナヨン(韓国)とスーザン・ペターセン(ノルウェー)が並んだ。
ツアー最年少優勝がかかっていたアレクシス・トンプソンは、最終日を首位タイからスタートするも、その重圧からか、ボギーが先行する苦しい展開に。後半の14番、15番で連続ダブルボギーを叩き、通算1アンダーの19位タイでフィニッシュしている。
また日本人で唯一予選通過を果たした野村敏京は、この日4バーディ、2ボギーの「70」でホールアウト。1番では、15メートルロングパットを沈めるなど、「練習のような気持ちでやればいいと昨日気づいた」というパットが功を成し、好調のバーディ発進。通算2オーバーの37位タイで今大会を終えた。次戦は日本開催の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」に出場予定。アメリカのレギュラーツアーで自身初の決勝ラウンドに進出し、「いい経験をして、大人になった」と話す野村だが、日本ラウンドでどんな成長ぶりを見せてくれるか楽しみだ。