アニカが5連覇の快挙を達成!不動裕理が3位タイ、宮里藍は10位タイ
2005/11/06 09:00
滋賀県の瀬田ゴルフコース北コースで開催されている、日米女子ツアーの共同開催「ミズノクラシック」の最終日。女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が、通算21アンダーまでスコアを伸ばして優勝。米国女子ツアー前人未到の大会5連覇を飾った。
この日のアニカは、5番までパーが続く静かな滑り出しを見せた。6番でイーグルを奪うと、アニカ本人も「流れが変わった」と言うように、怒涛のバーディラッシュを見せた。結局、8つスコアを伸ばし、2位に3打差をつけて勝利を収めた。ホールアウト後の会見で、サンデーバック9が素晴らしいが、意識していることは?という質問に対し「チャレンジすること、必要なところで必要なプレーをして、パーフェクトを目指した」と答えたアニカ。コメントどおりのプレーで日本ファンを魅了した。
日本勢では、不動裕理が3位タイに入った。この日、8バーディ、ノーボギーの猛チャージをかけ、通算16アンダーでホールアウトした。
宮里藍は6バーディ、ノーボギーの安定したラウンドで、通算11アンダーの10位タイに入った。「外国選手は、1番からバーディラッシュ出来る強さがあるが、そのメンタルがまだ足りない」と今大会を振り返った。また、気になる賞金女王争いは、宮里が不動とおよそ150万円の差でトップを守っている。
横峯さくらは、この日1つスコアを落として通算8アンダーの20位タイでフィニッシュ。「飛距離は通用すると思っていたのですが、まだまだですね」と反省し、今大会を終えた。