宮里藍がイーブンパー、暫定7位タイの好スタート!
2005/07/29 09:00
米国女子ツアー第21戦「全英女子オープン」が、イングランドのロイヤルバークデールで開幕。悪天候による中断もあり、約30名の選手がホールアウトできずサスペンデットとなった。
毛糸の帽子を被っていた選手もいるほどの厳しい寒さと時折雨脚が強まる悪天候の中、注目の宮里藍が暫定7位タイの好スタートを切った。途中、豪雨による中断をはさみながらも14番まで2オーバー。そして15番のパー5、この日のスーパーショットが飛び出した。残り約220ヤードからフェアウェイウッドで放った2打目がピンそば2.5メートルに寄り、メジャーでは2度目となるイーグルを奪取。さらに17番でバーディを奪ったが、18番でボギーをたたいてしまいイーブンパーで初日を終了した。
同じ組でラウンドしたアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は1オーバー。“アニカ超え”に「今日のスコアは満足。明日も欲を出さずイーブンパーを狙いたい」。パットが決まらず57位タイと低迷した先週の「エビアンマスターズ」では見られなかった自信が、宮里の顔に蘇った。
その他日本人選手では、東尾理子が10番ホールを終えて2オーバーの暫定19位タイ、不動裕理が3オーバーの暫定30位タイと健闘。服部道子と表純子は8オーバーの暫定110位タイと大きく出遅れてしまった。
初日4アンダーでトップに立ったのは韓国のジオン・ジャン。2位には3アンダーでソフィー・グスタフソン(スウェーデン)がつけている。15歳のアマチュア、ミッシェル・ウィは3オーバーの暫定30位タイで初日の18ホールを終えている。