Y.ツェン逆転優勝!宮里美香は単独3位フィニッシュ!
2010/09/13 09:58
米国女子ツアーの第19戦。アーカンソー州のピナクルCCで行われている「P&G NW アーカンソークラシック」の最終日。ヤニ・ツェン(台湾)が3打差をひっくり返し、通算13アンダーで逆転優勝を果たした。
首位のミシェル・ウィと3打差2位タイで最終日を迎えたツェン。スタートホールからバーディを決めて上々の滑り出しを見せるも、その後の伸びを欠き、苦しい展開。しかし、後半に入り11番、14番から2度の連続バーディを決めて15番でついにトップに立つと、最終18番のバーディで通算13アンダーとしてウィを振り切り、今季3勝目を手に入れた。
単独首位で最終日を迎えたウィは、前半スコアを伸ばせないまま折り返し。後半に入り11番でバーディを決めたものの足踏み状態は続き、15番で逆転を許してしまう。ここで焦ったのか、続く16番ではボギーを叩き、ますます不利な状況に。集中し直してラスト2ホールで連続バーディを決めるも時すでに遅く通算12アンダー、単独2位でフィニッシュ。目前で勝利を逃してしまった。
通算10アンダー、単独3位に食い込んできたのは宮里美香。6番でダブルボギーを叩くも、それを帳消しにする怒涛の9バーディ。ベストスコア「64」をマークする大活躍で12位タイから一気にジャンプアップ。見事にトップ3フィニッシュを果たした。
22位タイで最終日を迎えた宮里藍は、5バーディ1ボギーという好内容でラウンドし。通算6アンダーとして9位タイまで順位を上げてフィニッシュ。この結果を受けて、ランクこそ変わらないが賞金女王争いで首位を行く申智愛に肉迫。今後の展開がますます楽しみになってきた。