優勝争いはM.ウィと申智愛！宮里藍は20位タイで最終日へ

米国女子ツアーの第18戦、カナダのセントチャールズCCで開催されている「CN カナディアンオープン」の3 日目。ミッシェル・ウィと申智愛が通算10アンダーで首位を分け合っている。

2日間首位を守ってきたウィ。しかし、この日は、1番からいきなりボギーを叩いてしまうなど初日ほどの勢いはなく、その後はバーディを取り返すもスコアを伸ばせない苦しい展開となり、通算10アンダーのままホールアウト。ここに3つスコアを伸ばした申智愛(韓国)が並んで最終日へ。ウィが再び爆発か、申智愛が寄り切るのか？ハイレベルな戦いに期待したい。

首位の2人と4打差の通算6アンダー、3位タイにはJ-Y.リーと今季好調のチェ・ナヨン(ともに韓国)、そして前回覇者のスーザン・ペターセン(ノルウェー)。最終日を前に4打差は厳しい状況と言わざるを得ないが、最後まで積極的なゴルフを見せてくれそうだ。

そして、前日17位まで順位を上げてきた宮里藍。この日も5番までに2バーディを奪い、期待がかかったが、中盤の8番、11番でボギーを叩き振り出しに。それでも終盤16番でバーディを決めて粘り強くスコアを伸ばし、通算1アンダー。順位は20位タイに下げている。また、辛くも予選突破を果たした宮里美香はこの日4バーディ、ノーボギーと見事な内容でラウンド。通算イーブンパーで一気に26位まで上昇。W宮里の最終日の活躍に期待したい。