2010年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

横峯さくらが首位と4打差9位!藍は無念の予選落ち

2010/04/03 10:19
2日間で8バーディ1ボギー。順調にスコアを伸ばすキム・ソンヒー

カリフォルニア州にあるミッションヒルズCCで開催されている、米国女子メジャー第1戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」の2日目、前日に引き続いた晴天に風も弱く、上位は順調にスコアを伸ばした。

この日、首位に浮上したのは韓国のキム・ソンヒー。3アンダー3位タイからスタートしたキムは、4バーディノーボギーの安定したゴルフで通算7アンダーへとスコアを伸ばした。07年にLPGAツアーに参戦して以来、何度も上位フィニッシュをしているキムだが、未だに優勝は無い。自身初優勝をメジャー大会で飾れるか、残り2日に注目だ。

そのキムを1打差で追うのは、いずれもメジャー優勝経験者のカレン・スタップルズ(イングランド)、ロレーナ・オチョア(メキシコ)、クリスティ・カーの3選手。通算5アンダーの5位タイには、ステイシー・ルイスとカリー・ウェッブ(オーストラリア)が続いている。

日本勢では、初日に2アンダー10位タイの好スタートをきった横峯さくらが、スコアを1つ伸ばして通算3アンダーの単独9位に順位を上げた。7名が出場している日本勢の中で、6名が予選を通過。唯一予選落ちとなってしまったのが、今季米ツアー開幕戦から2連勝を果たした宮里藍。36ホールで1つのバーディも奪えずに、通算7オーバーの80位タイでメジャー初戦を終えることになった。

横峯に続くのは、通算1オーバー24位タイの三塚優子有村智恵の2人。日本ツアーからスポット参戦している選手たちの活躍が目覚しい。さらに通算4オーバー53位タイに諸見里しのぶ、通算5オーバー60位タイに宮里美香、通算6オーバーの66位タイに上田桃子が続いている。

大勢のファンの声援を受け、メジャー3勝目へ挑むロレーナ・オチョア
朝、練習グリーンから元気な表情でスタートしていった藍ちゃん。ホールアウト後、目から大粒の涙が流れた。
2人のおねえさんがさくらちゃんのプレーをずっと見守る。心強い応援団だ
クロのシャツにクロのバイザー。スカートもサングラスもクロ。とっても色っぽいコーディネイトです
新しいキャディとまだ少し噛み合わない、とこぼしていたが、予選通過したのは実力が上がってきた証拠だろう
17番のグリーンから18番のティグランドまでは遠いので、選手はカートで移動する。早いので、歩いていたら追いつかな~い
自分にあったコースで実力を発揮し、見事に予選通過。初日のラウンド後にも夕方までコースに残って練習していた努力家だ
前半に2バーディを奪ってスコアをイーブンに戻したが、後半は4ボギー。貯金を使い果たすも、予選を突破した
二人の息が合ってくれば、自然と仕草も似てくる?選手とキャディの関係の良さが表れる
2日目は6オーバー、78というラウンド。コースに必死で食らいつくも、ボールは思ったところに止まってくれない…
こんなところに浮世絵が!

2010年 クラフトナビスコチャンピオンシップ