兼本貴司が「びっくり!」シニア初優勝 清水洋一とのプレーオフ制す
2022/04/22 18:54
◇国内シニア◇ノジマチャンピオンカップ 箱根シニアプロゴルフトーナメント 最終日(22日)◇箱根カントリー倶楽部(神奈川)◇7036yd(パー72)
国内シニアツアー第2戦は、兼本貴司が清水洋一とのプレーオフを制した。レギュラーツアー2勝の51歳にとって、うれしい初優勝となった。
1打差2位から最終組でプレーした2人は、ともに「67」として通算12アンダーで並んでホールアウト。プレーオフ1ホール目の18番、清水がティショットを左に曲げ、3打目を寄せたがパーパットを決めきれず。パーオンに成功した兼本が2パットのパーでタイトルをつかんだ。
「びっくり!こんなに早く優勝できるなんて本人自身思っていなかったというか。55歳までになんとか1勝できれば良いかなと思っていました。そういうのもあって、少し早いかなと思いますけど、気持ちいいです」と喜んだ。
単独首位から出た塚田好宣は「69」で11アンダー3位。シニア初優勝となった開幕戦に続く連勝はならなかった。
飯島宏明が10アンダー4位。佐藤えいち、谷口徹、鈴木亨が9アンダー5位。昨季賞金王で大会連覇がかかっていた篠崎紀夫は「72」と伸ばせず、5アンダー20位で終えた。
<上位成績>
優勝/-12/兼本貴司
2/-12/清水洋一
3/-11/塚田好宣
4/-10/飯島宏明
5T/-9/佐藤えいち、谷口徹、鈴木亨
8T/-8/伊澤利光、平塚哲二
10T/-7/プラヤド・マークセン、寺西明、横田真一 ほか