2020年 大王製紙エリエールレディス

渋野日向子のディフェンディング大会 ヤーデージはパー71に変更

2020/11/17 12:09
涙の優勝から1年。前年大会では賞金女王争いに拍車をかけた

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前情報◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6545yd(パー71)

渋野日向子が国内では初のディフェンディング大会に臨む。今年は前年覇者として、8月の海外メジャー「AIG(全英)女子オープン」に出場したが、コロナ禍で試合中止が重なった日本ツアーは今大会が初めて。4日間競技で19日(木)に開幕する。

前年大会は史上初のツアー4連勝を狙った賞金女王・鈴木愛との最終日同組対決を制した。首位と2打差の7位から出て6バーディ、ボギーなしの「66」をマークし、通算19アンダーで同年の4勝目を挙げ、賞金女王への可能性を最終戦までつなげた。

不調に悩む今年は前週の「伊藤園レディス」で今季初めて予選通過を決めて23位。右足の裏に原因不明の痛みを発症しており、前週大会後には実家のある岡山県に一度戻り整骨院で電機治療を施す予定としていた。前週大会最終日には「良い感じでいければ(次戦は)上位争いができるかもしれない」と復調気配を感じながらのプレーになる。前週「伊藤園-」で今季2勝目をマークした20歳の古江彩佳大里桃子と同組で予選ラウンドをプレーをする。

16年にテレサ・ルー(台湾)がパー72の最小ストローク記録になる「264」、通算24アンダーで制したバーディ合戦必至のコース。ただ、前年の6580ydから距離をほとんど変えずにパー72からパー71に変更された。パー5(485yd)だった5番がパー4(450yd)となり、第2打で距離の長い打ち上げが残る難関ホールに様変わりした。

前年2位の鈴木は今季未勝利。19歳の笹生優花は優勝すれば、史上最速となる13試合目で生涯獲得賞金額1億円を突破する。

<主な出場予定選手>
渋野日向子イ・ボミ稲見萌寧上田桃子勝みなみ河本結小祝さくら笹生優花申ジエ鈴木愛永峰咲希西村優菜原英莉花古江彩佳ペ・ソンウ安田祐香渡邉彩香

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