ルーキー古江彩佳と東浩子が首位 鈴木愛は4差5位に後退
◇国内女子◇デサントレディース東海クラシック 2日目(19日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6456yd(パー72)
ルーキー古江彩佳が5バーディ、ノーボギーの「67」でプレー、「65」をマークした東浩子と並んで通算11アンダーで首位に立った。アマチュア時代の2019年「富士通レディース」に続くツアー2勝目を目指し、最終日を迎える。
3打目をしっかり寄せて1mを決めた終盤15番(パー5)から3連続バーディを奪いトップをとらえた。「ノーボギーというのが良かったなと思います」。ただプロとして初になる優勝へのチャンスが到来しようとも「まずは楽しみたいです」と強調する。
反省するのは6月のシーズン開幕戦「アース・モンダミンカップ」。2位で最終日を迎えながら「優勝したい気持ちが出すぎて力みがあって空回りした」と「74」(パー72)と落として17位に終わった。
今大会は修正点に挙げたグリーン上の対策のためパターを変更した。「楽しむことが一番大事。スイングのリズムを気をつけて、獲れるところで獲っていきたい」と話した。
2打差の3位に「65」で回った李知姫(韓国)がつけた。通算8アンダー4位にサイ・ペイイン(台湾)が続いた。
首位に1打差の2位から出た賞金女王の鈴木愛は、5バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「71」で、藤田さいきとともに通算7アンダー5位。鈴木は最終18番の第1打を池に入れるなどして後退した。
稲見萌寧、酒井美紀、宮里美香、金澤志奈、有村智恵ら7人が通算6アンダー7位。
2週連続優勝を目指す永峰咲希は通算4アンダー19位。今季5戦2勝の19歳・笹生優花は通算3アンダー26位で最終日に臨む。
<上位成績>
1T/-11/東浩子、古江彩佳
3/-9/李知姫
4/-8/サイ・ペイイン
5T/-7/鈴木愛、藤田さいき
7T/-6/稲見萌寧、有村智恵、酒井美紀、宮里美香、金澤志奈、仲宗根澄香、ユン・チェヨン
14T/-5/宮田成華、柏原明日架、西村優菜、濱田茉優、竹内美雪