鈴木愛が逆転で今季初V ツアー10勝目「四国で勝ててうれしい」
2019/03/17 14:15
◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス 最終日(17日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)
2年ぶり2度目の賞金女王を目指す鈴木愛が2打差3位から出て5バーディ、1ボギーの「68」でプレー。通算9アンダーで逆転し、ツアー10勝目となる今季初優勝を飾った。
後続に3打差をつけて迎えた18番で、2打目をピン上2mにつけ、これを沈めてダメ押しのバーディ。最終組のホールアウトを待たず、昨年6月の「ニチレイレディス」以来となる勝利を決めた。徳島県出身の鈴木は優勝スピーチで「10勝目という節目で、初めて四国で勝ててとてもうれしい。開幕戦を予選落ちしてゴルフが嫌になったが、来週からまた頑張れそうです」と喜んだ。
大会は2012年から昨年まで7年続けてプレーオフに突入していたが、10年以来(11年は東日本大震災で競技不成立)9年ぶりに54ホールで決着した。
4打差の通算5アンダー2位に葭葉ルミ。通算4アンダーの3位に福田真未、岡山絵里、イ・ミニョン(韓国)が続いた。
首位タイで出た大城さつきとペ・ソンウ(韓国)はともに「76」と崩れ、通算3アンダーの6位で勝みなみ、上田桃子らと並んだ。前年覇者のアン・ソンジュ(韓国)は通算1オーバーの22位。比嘉真美子は通算3オーバーの39位に終わり、2週連続優勝はならなかった。
<上位の成績>
1/-9/鈴木愛
2T/-5/葭葉ルミ
3T/-4/福田真未、岡山絵里、イ・ミニョン
6T/-3/勝みなみ、申ジエ、上田桃子、渋野日向子、大城さつき、ペ・ソンウ
※「鈴木愛が逆転で今季初V ツアー10勝目」を差し替えました