キム・ハヌルが単独首位浮上 前年Vのレキシーが1打差に急迫!
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 3日目(6日)◇茨城GC西コース(茨城県)◇6670yd(パー72)
4打差の3位から出たキム・ハヌル(韓国)が、この日ただ一人のボギーなしでムービングサタデーを乗り切り、2バーディの「70」で通算6アンダーとして単独首位に立った。あすの最終日は、2週連続優勝と昨季の最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」に続くメジャー2連勝に挑む。
前日首位の川岸史果は、バーディなしの1ボギー1ダブルボギーで通算5アンダーまで後退した。一方、7打差の9位から出た前年覇者レキシー・トンプソンは、上がり3ホールの連続バーディなどでリーダーボードを駆け上がり、5バーディ1ボギーの「68」をマークして首位と1打差に急迫。2位タイで川岸と並び、最終日最終組の優勝争いに入った。
通算3アンダーの4位には成田美寿々、岡山絵里、昨季の韓国ツアー賞金ランキング2位で招待選手のコ・ジンヨンの3選手。通算2アンダーの7位に大江香織、柏原明日架、サイ・ペイイン(台湾)の3選手が並んだ。
スポット参戦の宮里藍は6バーディ(4ボギー)を奪ってコースを沸かし、通算1オーバーの15位まで挽回した。今季未勝利の2年連続賞金女王イ・ボミは1つスコアを伸ばすにとどまり、今季日本ツアー初出場となるアン・シネ(ともに韓国)らとともに通算3オーバーの32位で最終日を迎える。
【主な上位成績】
1/-6/キム・ハヌル
2T/-5/川岸史果、レキシー・トンプソン
4T/-3/成田美寿々、岡山絵里、コ・ジンヨン
7T/-2/大江香織、柏原明日架、サイ・ペイイン
10T/-1/キム・ミンソン、セキ・ユウティン
15T/+1/宮里藍 ほか
26T/+2/上田桃子、原江里菜 ほか
32T/+3/イ・ボミ、アン・シネ ほか