ニュース

国内女子大王製紙エリエールレディスオープンの最新ゴルフニュースをお届け

申ジエが逆転優勝 鈴木愛は2位 賞金女王争いは最終戦へ

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(19日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6550yd(パー72)

2打差2位で出た申ジエ(韓国)が7バーディ、2ボギー「67」で回り通算17アンダーで逆転優勝を飾った。8月の「ニトリレディスゴルフトーナメント」に続く今季2勝目になった。

<< 下に続く >>

優勝で初の賞金女王の可能性があったランクトップの鈴木愛は2打差の単独2位で終え、賞金女王争いは来週の最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」に持ち越しとなった。

申の賞金ランキングは1ランクアップの4位に浮上。鈴木との差を2475万766円に詰めて最終戦に逆転女王への望みをつないだが、その条件は極めて厳しいものだ。申が優勝して2500万円を加算しても、鈴木が4日間をプレーした時点(最下位でも40万円が加算される)で戴冠の可能性は消滅する。

会見場で条件を知った申だが、「優勝しても難しいかもしれないけど、1%の(可能性の)ためにも諦めずに頑張りたい」とモチベーションに陰りはない。この日、50cmのウィニングパットを沈めた瞬間、手にしていたパターを手放して両手でガッツポーズを作り、珍しく大きな動きで喜びを表現した。

「ファンのみなさんは喜ぶ姿を見たいと思うし、喜びを共有することが大切だと思っていた」と、ギャラリーを思ってのオーバーアクション。「これからも、気持ちをそのままに表現したい」と、次週の宮崎でもファンの期待に応えるべく最後まで全力を尽くす。

森田遥東浩子が通算14アンダーの3位に並び、上田桃子が通算13アンダーの5位。首位で出た全美貞(韓国)は「74」とし通算12アンダーの6位に終わった。

賞金ランク2位のキム・ハヌル(同)は通算イーブンパーの42位で終えた。

シード圏外にいた金田久美子は25位、原江里菜は28位に終わり、賞金シードを逃した。

<主な上位成績>
優勝/-17/申ジエ
2/-15/鈴木愛
3T/-14/森田遥東浩子
5/-13/上田桃子
6/-12/全美貞
7T/-11/菊地絵理香フェービー・ヤオ

関連リンク

2017年 大王製紙エリエールレディスオープン



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!