2009年 日本女子オープンゴルフ選手権競技

下村真由美が首位発進! 横峯が9位タイ、藍・桃子は…

2009/10/01 12:09
「ドタバタしないで冷静に出来た」と、6バーディノーボギーで首位発進の下村真由美

今季国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」が10月1日(木)、千葉県にある我孫子GCで開幕した。前日の雨の影響によりグリーンは柔らかく、上位では初日から「日本女子オープン」らしからぬスコアの伸ばし合いが展開された。

その中で単独首位に躍り出たのは、6アンダーをマークした下村真由美。前半を1アンダーで折り返すと、後半は1番からの4連続を含む5バーディ。さらにノーボギーという内容に、「オフにスイング改造をして試行錯誤が続いていましたが、やっと落ち着いてきました。メジャー初日にこのスコアは自信になります」と、満足の表情を浮かべていた。

5アンダーの2位タイには、アメリカツアーから一時帰国している宮里美香と、ここ6試合でトップ10フィニッシュが4回と好調が続いている馬場ゆかり。「アメリカでパットに悩んでいた」という美香だが、「日本は、アメリカとは(グリーンの)芝も速さも何もかもが違う。気持ちを切り替えて、良いイメージでできました」と、久々という27パットにご満悦だった。

4アンダーの4位タイには、最終ホールのダブルボギーが痛かった福嶋晃子のほか、山崎百代、イム・ウナ(韓国)、タミー・ダーディン(オーストラリア)が続く。横峯さくらは、古閑美保や、今年の「全米女子オープン」覇者であるチ・ウンヒ(韓国)らと並び、2アンダーの9位タイにつけている。上田桃子は、1アンダーの19位タイ。賞金ランキングトップを走る諸見里しのぶは、イーブンパーの27位タイ。宮里藍は後半にスコアを落とし、竹村真琴らと並び1オーバーの40位タイとしている。

今週が10代最後の試合となる宮里美香。「その試合が女子オープンというのは、すごく意味があると思う」
選手権では最終日最終組から崩れた悔しい思いをした馬場ゆかり。リベンジに燃える
日本女子オープンとは思えないほど、ティーショットの落ち所はフェアウェイも広く、ラフも浅いような気がします。このセッティングならやっぱり飛ばし屋が有利かなぁと思います。
しかし、グリーン周りのラフは剛ラフです。
我孫子GC名物の深いバンカーです。バンカーに入れない事が、コース攻略の秘訣かも知れません。
初日はイーブンパー27位タイでのフィニッシュでしたが、4日間競技ではやっぱり優勝候補の筆頭です。目指せ年間グランドスラム!!
アメリカ帰りですが、時差ボケもなんのその。初日トップと1打差の2位タイでフィニッシュ。エンジン全開です。
控えめなガッツポーズで、今年の全米女子オープンチャンピオンのオーラはあまりありませんが、小技は目を見張るものがあります。
スコアはイマイチでしたがこの笑顔。しばらく不調が続いてますが、笑顔でゴルフを楽しむ事も復調のきっかけになりそうです。
平日にも関わらず、宮里藍を一目見ようと多くのギャラリーが詰め掛けました。
「キャディーさん、このパターの穴から見ると、ラインが良く見えるのよぉ。」「あっ、ホントですねぇ。」
後ろポケットのデザインは、西部警察大門軍団的サングラスです。「団長!!」
ボーダーのパンツって珍しいですよねぇ。初めて見ました。
まさかこのオレンジと黒のこの配色・・・ジャイ○○○カラーでは???

2009年 日本女子オープンゴルフ選手権競技