女王・森田理香子は史上初の開幕戦連覇ならず…サタヤが逆転V

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 最終日◇琉球GC（沖縄県）◇6,473ヤード（パー72）

2打差の6位から出たタイ出身のO.サタヤが、6バーディ1ボギーの「67」をマークし、通算8アンダーで逆転優勝。2010年の日本ツアー初参戦以来通算2勝目を、30歳で迎える2014年開幕戦で飾った。

首位タイから出た昨季の賞金女王・森田理香子は、前半に2つ伸ばして史上初の開幕戦連覇へ順調かと思いきや、勝負のサンデーバックナインに入ってボギー先行で一進一退となり、結局4バーディ3ボギーの「71」で通算6アンダー止まり。この日4つスコアを伸ばした地元・沖縄出身の比嘉真美子、12年大会覇者の斉藤愛璃、今季から日本を主戦場とする申智愛（韓国）、渡邉彩香と並んで2位に終わった。

通算5アンダーの7位にイ・ボミ（韓国）。首位タイから出た笠りつ子はスコアを落として通算4アンダーで、アン・ソンジュ、李知姫の韓国勢2人とともに8位でフィニッシュした。米国女子ツアーから帰国参戦した宮里美香は通算イーブンパーの15位タイ。首位との2打差を追った横峯さくらは通算1オーバーの21位タイに終わった。