2位以下に3打差をつけて今季2勝目を果たしたアン・ソンジュ

◇国内女子◇中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 最終日◇中京GC石野コース（愛知県）◇6,459ヤード（パー72）

7アンダー単独首位で出たアン・ソンジュ（韓国）が、後半にスコアを伸ばして通算8アンダーで優勝。4月の「ヤマハレディースオープン葛城」に続く今季2勝目を果たした。

＜＜　下に続く　＞＞

アンはスタートの1番をボギーとするなど首位の座を譲って前半を終えたが、勝負のサンデーバックナインに入るとスイッチオン。11番、12番と連続バーディを奪って返り咲き、16番（パー5）でもバーディを奪って引き離し、結局、2位以下に3打差をつけてツアー通算15勝目を飾った。

2位は通算5アンダーの横峯さくら、佐伯三貴、酒井美紀、笠りつ子、フェービー・ヤオ（台湾）、李知姫（韓国）の6選手。ヤオは終盤まで通算7アンダーで首位に並んでいたが、アンがバーディを奪った16番で痛恨のダブルボギーをたたき明暗が分かれた。

前日まで5アンダーの2位タイにつけ、今季2度目の最終日最終組でラウンドしたアマチュアの堀琴音（18歳）は、序盤からボギーが先行し、早々に優勝争いから脱落。12番までに4つもスコアを落として後退したが、終盤に盛り返して通算4アンダーの8位タイに入った。