昨年は森田理香子がシーズン4勝目を挙げ、賞金女王争いで横峯さくらを逆転した

国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」が、11月20日（水）から23日（日）までの4日間、香川県のエリエール香川GCで開催される。今季も残すところ2試合。次週の最終戦は、選ばれし少数の選手のみに出場資格が与えられるため、今大会がシーズンの締めくくりとなる選手が多い。

次週「LPGAチャンピオンシップリコーカップ」に出場できるのは、今季の優勝者と賞金ランキング25位までの選手。現在の25位は全美貞（韓国）で、福田真未、大江香織らがプレミアチケットを目指して戦う。

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今大会で最も注目されるのは、今季の賞金女王が決定するかだ。現在、アン・ソンジュ（韓国）が1億5006万円で首位。追いかけるイ・ボミ（韓国）が1億1718万円で2位。逆転の可能性があるのはイのみだが、そのイも今週2位（タイが2人以内）が絶対条件となる。イが3位以下になった場合には、アンの3年ぶり3度目の女王が決定する。

賞金シード争いも熾烈になる。現在51位は永久シードの不動裕理で、山城奈々、イ・ジウ（韓国）、井芹美保子、工藤遥加、若林舞衣子、中村香織、斉藤愛璃、金田久美子の順で続く。58位の金田と50位のジャン・ウンビ（韓国）とは約380万円差。単独5位で500万円となる今大会で大逆転も不可能ではない。

昨年は、森田理香子と横峯さくらによる賞金女王をかけたデッドヒートがシーズン終盤まで続き、この大会でシーズン4勝目を果たした森田が横峯を再逆転。最終戦で12位に入った森田が、7位タイだった横峯を130万円の僅差で振り切り、初の賞金女王獲得のゴールを切った。

【主な出場予定選手】
アン・ソンジュ・イ・ボミ、申智愛、成田美寿々、テレサ・ルー、酒井美紀、大山志保、原江里菜、上田桃子、渡邉彩香、鈴木愛、穴井詩、森田理香子、笠りつ子、吉田弓美子、香妻琴乃、横峯さくら