横峯が開幕戦以来の首位発進!諸見里らが追う
2009/09/04 17:07
岐阜県にあるみずなみCCで行われている国内女子ツアー第22戦「ゴルフ5レディス」の初日、午前中は曇り空で時折小雨もぱらついたが、午後に入ると太陽が顔を出して蒸し暑い一日となった。
初日、7アンダーの好スコアで単独首位に立ったのは、現在賞金ランキング2位の横峯さくら。この日は2番パー5で1mを沈めると、続く3番では4m、7番、8番では2mと、ここ数試合決められなかった微妙な距離のバーディパットが面白いようにカップに沈む。後半に入っても、10番3m、14番、15番は4mと入れ頃のパットが決まり、ノーボギーで危なげなく7アンダーを叩き出した。
「春先は結構(パットが)入ってくれていて、それに比べたらリズムが早くなっていると思った」という横峯。リズムをゆっくりにすることが、今回のパット開眼の秘訣だった。横峯が初日を首位発進するのは、今季開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」以来。今季4勝目へ向け、絶好のスタートを切った。
2打差の2位タイに続くのは、横峯と同い年の土肥功留美と、諸見里しのぶ、古閑美保の3選手。スコアには「大満足しています」という笑顔の諸見里に対し、古閑は「今は忍耐の時。私にも苦労する時期があっていいと思います」と、渇望していた今季初優勝に対する気持ちも変わり、冷静さを取り戻した。
今週はグリーンが軟らかく、距離も比較的短いとあってバーディ合戦が予想される。通算4アンダーの5位タイには、有村智恵、森桜子、若林舞衣子ら7人が続くとあって、明日以降の2日間も激しいスコアの伸ばし合いとなりそうだ。