1997年 東レジャパンクイーンズカップ

外国勢に並んで森口祐子が首位タイ

1997/11/07 18:00

今週も実力の米LPGA勢が参加。慣れない日本のコースとはいえ、ズラリと上位に顔をそろえている。やはり底力があるんですね。
そんな中で森口祐子が33-34の67。首位に立っている。かろうじて日本の面目を保っているという感じ。1打差の5位にもまたズラリとカタカナ名前がならんでいる中で、井上陽子が一人ポツンと混じっている。 明日はどちらも、外国勢2人と一緒のラウンド。日本の中のアメリカみたいで、なんか寂しいですね。

森口祐子は6バーディ、1ボギー。「今年のゴルフの中でいちばんいいゴルフでした。2番3番4番とバンカーに入れたけど、その後のパッティングが気持ちよく芯でとらえて打てて、そこから勢いに乗れました」という。
ここしばらく体調が良くなかった。特に故障というわけではなく「年齢」なんだとか。「家が医者だから、おかしいなと思ったら血液検査をしたり、数値が落ちてきたら錠剤を呑んだり」している。「若いときはひたすら気合のゴルフで、ラウンド中に水を飲むことにも抵抗があったんですが、もう今ではヒマがあれば何か食べたり飲んだりしています」

リサロッテ・ノイマンは首位に1打差の好位置。ボギーなしの68。「今日のプレーには満足しています」
ローラ・デービースは37位とちょっと出遅れ。4バーディ、2ボギー、1ダボの72。もっとも首位と5打差なんて、まったく問題にならないのだが。

1997年 東レジャパンクイーンズカップ