山崎千佳代、4アンダー単独首位
1998/08/21 18:00
30度を越える暑さの初日。リードを奪ったのは山崎千佳代。2位グループには高村博美、高村亜紀、井上陽子と強豪が顔をそろえた。
山崎千佳代は5バーディ、1ボギー。「上出来です。グリーンは小さいし野芝のラフなのでコースは難しいです」と山崎。オフに胃をこわして普段は65~66キロの体重が54キロまで落ちた。スマートになったのはいいが、飛距離がでない。ようやく59キロまで回復して「春先よりは飛ぶようになってきました」
特に飛ばしたいという意識はない。しかし飛距離はやはり平均したものであってほしいのだという。去年1勝してからまたちょっと不調だが、米ツアーに挑戦したいという気持ちはまだ捨てていない。「まだ気持ちは小さくなっていません。カッコよく言えば、いまのままでは朴セリとは闘えないな、ということです」
高村亜紀は2アンダー。これもこのところ、どうもパッとしない成績が続いている。しかし「体のほうが付いていかないだけで、ゴルフの調子自体は自分で悩むほどではないんです」という。精神的な部分をきたえようと、先週は休んで熊本の寺で講話を聞いた。話の内容は忘れたが、なんとなく良かったという。
井上陽子は4バーディ、1ボギー。「9月のUSLPGAの最終予選の締め切りまでに、なんとかいい形にもっていきたい。なんとかトライしたいと思っています」 ただこの調子なら行こう!と決断するまでにはなかなか至らないのだとか。