2000年 新キャタピラー三菱レディース

久々、服部道子が首位スタート

2000/08/18 18:00

今週も国内競技は女子のみ。初日は雨で出来た水溜りが引かずに1時53分から2時42分までの一時中断があった。首位に立ったのは3アンダーの服部道子と袋井理代。1打差2位には小野香子・兵頭慧美・金愛淑の3人が並んでいる。先週の軽井沢NECで今季4勝目をあげた、注目株の不動裕理は塩谷育代・安井純子らベテランと6位タイとし、いい位置を確保している。

最近は上位に顔出しすることがなかった服部道子。3番ホールのアプローチが寄らずに3パットしてダボが先行したが、中断のおかげで流れを変えることに成功した。「ずっと調子が良くなかったんです。バタバタしているところに中断で一息入れられたので良かったですよ」 9番で今日初のバーディを沈め、後半もバーディでスタート。その後も12番とチップインの17番でそれぞれ連続バーディを見せて70をマークした。

今日は緊張のない位置からの好スコアだったが、明日以降はプレッシャーの掛かる位置でのプレー。そこでどんなプレーができるかが問題という。「不動さんの独走に“一矢”という気持ちがあるけど、まずは自分の方をしっかりしたものにしてからですね」

パターが良く入ったプロ2年目の袋井理代はノーボギーの23パット。9番でイーグルを決め、気持ちを抑えるのが大変だったという。「ノーボギーのラウンドは記憶にないです」 先々週は災難だった袋井。車ごとクラブを盗まれ、同じで新しいクラブを用意する羽目になったが、「あと1カ月くらいで、車を買えるだけ稼ぎたい」と取られたものは自分で稼いで買いなおすと前向きだ。

昨年のチャンピオン村口史子は、初日を1オーバー24位からのスタートとした。

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